お布団を冬仕様に。朝夕は冷えますね😊
さて奥伊根温泉「油屋別館和亭」の続きです!
お部屋はベッドルームを挟み三間に分かれています。お庭もあり、海も見える!
サンルームのようなスペースはこじんまりながらも掘り炬燵。このつくりはなかなか良いなと思いました。
三面鏡もあります。床が絨毯なのがマイナスポイントかな?
洗面は壁に備え付けの古いドライヤーがあり‼️とショックを受けましたが、よく見ると新しいちゃんとしたものも用意されていました。
ここでくつろぐ時間はなかなかステキ。
かなりゆったりでしょ?
伊根湾は全く見えない代わりに広々とした日本海が目の前にひらけています。
庭側からも入れる個室露天。内風呂も広く高級感があります。
できた当初は当時としてはかなり贅沢な宿だったはず。不便さはありませんが、やや古びた感じは否めません。
まあ、しかし源泉かけ流しの温泉がとにかく素晴らしい。初めての泉質。なんというか、肌がキュキュッとするような。。。ぬるめでもすごく温まります。
ここはシャンパーニュじゃない。地ビールをいただきながら、ずーっと温泉。
夕食は入り口に近いお部屋に広いダイニングテーブルがあり、そちらでいただきます。宿の部屋食は久々です。
私の誕生日を伝えていたので、なんとタイの尾頭付をいただいてしまいました😍
もっとたくさん出てきたのですが良かったものをいくつか載せておきます。
ぐじの小鍋には松茸。ほんのすこしだけど今年初。笑
ご飯が美味しかった!そしておにぎりがまた美味しすぎて完全に食べすぎました。泣
地酒(向井酒造)と地の魚介をいただけたし、お味も悪くないのですが何か、もやっとするというか。
量は十分すぎるほどなんですが、食事の最初に、サービス面で少し嫌な思いをしたこともあったかもしれません。
部屋食が良いとずっと思っていましたし、実際に歴史ある名宿はたいていそれが素晴らしく質の高いものでした。
けれどタイミングからスタッフの所作、メニューまで、実は部屋食ってかなり技術がいるものなのかもしれないと今回気づきました。温度や鮮度とか、そういうところが本当に難しいのだと。
新しめのラグジュアリーな宿はたいていダイニングで食事をしますが、キッチンが近いため料理は出来立てのものが運ばれレストランと変わらないレベルに満足することが多かったです。
確かにその方が、質を高めやすいんだろうなと思いました。
朝食はごく普通。ただ魚が入ったお味噌汁は抜群に美味しく大鍋で運ばれてきた意味がわかる気がしました。何杯おかわりしたことか!
サービスも食事もムラがある。
コレがこの宿の正直な印象です。
最初ついてくださった方は抜群だったのですが、担当が定まらず入れ替わり立ち替わり。。。これも他の宿にはあまりないことかな。
高級宿と期待しすぎたのがいけなかったのかもしれません。料理もむしろ、オーソドックスで素朴なメニューの方が美味しかったので、あまり凝りすぎなくても良いのになぁと思いました。
ロケーションも温泉も素晴らしいし、長年作り続けているような料理はハッとするような味わいなので、なんだか勿体無いんですよね。漁師鍋のようなものがあれば食べてみたかったわ😊
この宿の位置情報です。青丸の下に小さく突き出ているあたりが舟屋のあるあたりです。
海沿いを下って行くと大きく突き出た半島が見えますが、深く湾になっているその一角に天橋立があります。波が立たないあの静かな海は、この地形故なのだとわかります。
11時チェックアウトで出発。
いよいよ舟屋の宿へ向かいます❣️